注文住宅の準備

  • twitter
  • facebook
  • b!
  • v

失敗しない注文住宅の予算の決め方をプロが教えます!相場や予算別に建てられる家の特徴など徹底解説

promotion

<記事の情報は、2023年9月7日時点のものです>

注文住宅を建てるうえで重要なのは、予算計画です。

しっかりと時間をかけて予算計画を立てなければ、マイホーム購入後もローン返済に追われ、厳しい生活が続いてしまいます。

マイホーム購入は、人生のゴールではなくスタートなのです。

だからこそ、余裕を持った予算計画を立てるようにしましょう。

そうはいったものの、年収や注文住宅の希望などで、必要予算は大きく異なります。

そこで本記事では、年収や地方別の平均予算、住宅ローンと予算の正しい立て方、予算に余裕を持たせるテクニックなど解説します。

本記事を読むことで、適切な予算計画を立てられるようになり、満足いく注文住宅作りを行えるようになるでしょう。

また、一番重要なことを先にお話ししておきます。

マイホームを建てるときは、土地探しや住宅ローンの計画、住宅展示場に足を運ぶことからスタートしないでください。

一番最初にすべきことは、『少しでも良さそうだと思ったハウスメーカーの資料を集めること』、これに尽きます。

よくある失敗例として事前に情報収拾をせずに住宅展示場を訪れ、5、6社しか検討せずに契約をしてしまったというケースがあげられます。

その結果、悪質な会社に当たったり値段が高かったり取り返しのつかない後悔をしてしまう方は非常に多いです。

言うまでもなく、多くの人にとって家は一生に一度の高い買い物。

何千万もかけて建てたマイホームなのに損をしてしまうことは絶対に避けたいですよね。

家づくりは失敗をするわけにはいきません。

結論、家を建てたいと思ったらまずは住宅ローンや資金計画、土地探しよりも1番はじめにハウスメーカーや工務店の資料集めをしてしまうのが失敗しない家づくりの鉄則です。

極端な話、お住いのエリアに対応しているメーカーの資料は全て取り寄せてしまって下さい

ただ、どの住宅メーカーが住んでいるエリアに対応しているのかなんて調べるのも面倒ですしそもそも分からないですよね。

そこでおすすめしたいのが東証一部上場企業が運営する不動産情報サイトSUUMOとNTTデータグループ家づくりのとびらの一括カタログ請求サービスです。

どちらもスマホから簡単に取り寄せられますし、日本を代表する大手企業が審査をしているので悪質な会社に当たってしまうリスクも避けられます。

SUUMOでは工務店のカタログを、家づくりのとびらではハウスメーカーを中心に集めることができます。

最初は聞いたこともなかった住宅メーカーが、あなたの理想にぴったりあった家を叶えてくれるということもよくあります。

人生に一度のマイホーム作り。失敗や損をしてしまうことがないよう、面倒くさがらず必ずSUUMO家づくりのとびらを併用してカタログ請求をしておきましょう!

後悔のない家づくりの為にも、面倒くさがらずまずはカタログ集めを1番はじめにして下さい。

SUUMOのカタログ集めはこちら【工務店中心】⇒

家づくりのとびらカタログ集めはこちら【ハウスメーカー中心】⇒

いくらかかる!?注文住宅費用の内訳を一挙紹介

注文住宅の予算計画を建てる前には、どんな費用がかかるのか知っておかないといけません。

多くの方は、建物と土地のお金だけ見ていますが、実は税金や調査費用などもかかるんですよ。

ここでは、正確な資金計画を建てられるよう、注文住宅費用の内訳を解説します。

1.土地にかかるお金

注文住宅を建てる前に、土地を購入する人がほとんどでしょう。

土地そのものにお金がかかるのはもちろんですが、その他にも以下の費用がかかります。

・敷地調査費

購入する土地に、敷地測量図がない場合は敷地調査を実施する必要があります。

目的は、隣地との境界線を明らかにして、トラブルを防ぐためです。

敷地調査費用は5~10万円ほどかかります。

・家屋調査と解体費用

家付きの土地を購入した場合、家を解体することになるでしょう。

解体の際、隣人や周辺に危険を及ぼす可能性がありそうなら、約10万円かけて家屋調査が実施されます。

また、解体費用は家の構造やサイズなどにもよりますが、100万円以上かかる可能性は十分にあります。

・地盤調査

土地を購入する方は、地盤調査をするのがおすすめです。

調査は義務ではありませんが、地盤調査をすることで、土地の安全性が判明します。

地盤調査費用は10万円もかかりません。

・地盤改良費用

地盤調査の結果、土地に問題が判明したら、地盤改良工事が必要となります。

地盤改良工事費用は土地や工法などで大きく変わりますが、100万円以上かかることもあるほど。

高額だからと無視しておくと、地震や洪水などの災害リスクが極めて高くなります。

家族の安全を守るためにも、必要ならばちゃんと行いましょう。

・水道加入金

家を建てて、新たに水道を引くのにもお金がかかります。

この費用を「水道加入金」と呼び、自治体によって支払い義務がないところもあるのです。

支払い義務がある場合、料金は水道メーターの口径によって変わります。

しかし、最大で40万円の負担が発生することもあるため、事前に確認しておきましょう。

2.建物にかかるお金

建物にかかる費用と言えば、本体工事費用ですよね。

ただ、本体工事費用=家を建てる総費用ではないため、要注意です。

まず本体工事用とは別に、設計料もかかります。

ハウスメーカーなら建築費の1~2%ほどですが、建築家に依頼すると10%もかかることもあるのです。

その他にも、フェンスや門などの外装工事費用、ガスや水道などの引き込み工事費用もかかります。

3.税金や諸経費

家を建てる前後では、税金や諸経費がたくさんかかります。

なんと諸経費合計は、本体価格の10%になると言われるほど。

本体価格が3,000万円なら、300万円も諸経費として引かれるのですね。

主な税金や諸経費は次の通りです。

・確認申請費用

家を建てる前には、確認申請をするのが義務です。

確認申請の目的は、建てられる住宅が建築基準法を順守しているか確認すること。

確認申請には約10万円ほど費用がかかります。

・印紙税

工事契約書に貼り付ける印紙にかかる税金です。

印紙代は契約価格によって変わり、1,000万円越え5,000万円以下なら1万円となります。

・火災保険料

住宅ローンを受ける方は、火災保険への加入が義務です。

火災保険の保険料は、加入会社などによって異なりますが、相場は20~30万円ほど。

・ローンに必要な諸経費

住宅ローンを組む際にもまた、印紙代や融資手数料、保証料などの諸経費が発生します。

各支出はそれほど大きくはありませんが、合計すると15~20万円はかかるでしょう。

・地鎮祭

地鎮祭とは、家作りを開始する前に行われる儀式のようなもの。

その土地に住む神様を祀って、工事が安全に進むように祈るのが目的です。

地鎮祭はしなくてもいいですが、多くの方は行います。

実施する場合、神主さんにお祓いをしてもらう必要があるので、お礼に5万円ほど用意しましょう

・固定資産税

マイホームを所有したら毎年かかるのが、固定資産税です。

固定資産税額は家によって異なり、毎年かかるものなので、しっかりと準備しておきましょう。

・その他

その他には、近隣の挨拶代や工事現場への差し入れなどもかかります。

ただ、それほど大きな金額にはならないので、特に準備する必要はないでしょう。

SUUMOのカタログ集めはこちら【工務店中心】⇒

家づくりのとびらカタログ集めはこちら【ハウスメーカー中心】⇒

 

注文住宅の平均予算はどれくらい?地域や年収別に紹介

注文住宅の予算は人それぞれとはいえ、みんなの予算が気になりますよね。

そこでここからは、住宅金融支援機構「2018年度フラット35利用者調査」から、注文住宅の予算について紹介していきます。

フラット35利用者のみを対象にした調査ですが、大まかな参考になるはずです。

地方別所有資金

まずは地方別所有資金を見ていきましょう。

土地代や建築費用などは、都道府県によって大きく変わるのです。

【注文住宅の所有資金】

・全国平均:3,395万円

・首都圏:3,694万円

・近畿圏:3,504万円

・東海圏:3,456万円

・その他地域:3,228万円

【土地付き注文住宅の所有資金】

・全国平均:4,113万円

・首都圏:4,775万円

・近畿圏:4,227万円

・東海圏:4,107万円

・その他地域:3,762万円

都市部になるほど、注文住宅費用は高くなる傾向にあります。

もしくは、都市部ほど準備できる資金が多いのかもしれません。

いずれにせよ、地方よりも都市部の方が注文住宅費用がかかるのは、間違いないでしょう。

これはあくまでも参考の数字ですが、基本的には3,500万円前後で平均的な家が建てられるということですね。

注文住宅購入者の世帯年収

では、世帯年収がどのくらいの方が、注文住宅を購入しているのでしょうか?

同調査によると、注文住宅購入者の平均世帯年収は593万円、土地付き注文住宅だと611万円です。

所有資金の調査を振り返ると、だいたい世帯年収の約6~7倍の資金を用意していると分かりますね。

つまり、年収別の平均資金は以下の通りになります。

  • 年収400万円:2,400万円~2,800万円
  • 年収500万円:3,000万円~3,500万円
  • 年収600万円:3,600万円~4,200万円
  • 年収700万円:4,200万円~4,900万円

特に注文住宅購入者の60%以上が、世帯年収600万円未満です。

注文住宅と言えど、1,000万円台から建てられるものもあります。

年収が低いからと、注文住宅を諦める必要はないのです。

地方別の注文住宅面積平均

注文住宅を建てる前に、まずは土地探しからという方もいるはずです。

何となく分かる方も多いと思いますが、都心に行くほど住宅面積は狭くなっています。

【注文住宅の床面積】

  • 全国平均:126.8㎡
  • 首都圏:125.3㎡
  • 近畿圏:127.5㎡
  • 東海圏:128.1㎡
  • その他地域:127.0㎡

 

【土地付き注文住宅の床面積】

  • 全国平均:112.2㎡
  • 首都圏:106.2㎡
  • 近畿圏:111.0㎡
  • 東海圏:115.1㎡
  • その他地域:114.8㎡

東海圏の平均所有資金は2,976万円だったのに対し、床面積は128.1㎡もあります。

つまり、少ない資金でも広い家を建てられるのは、東海圏と言うことです。

逆に都心部だと、同じ資金でも小さな住宅を建てることになるでしょう。

あなたに合った注文住宅予算の決め方の4つのポイント

注文住宅を建てるうえで、最も重要なステップの1つが予算決めです。

住宅ローンを借りるとはいえ、適切な予算決めをしなければ、後々大きく苦労することになります。

ここからは、注文住宅の予算を決めるうえで考えるべき4つのポイントを解説します。

1.ライフプランを考える

家を建てる前には、将来のライフプランを予測することが大切。

どのくらい先の将来かと言うと、20年30年後を考えてみましょう。

例えば、子どもが生まれたばかりの家庭なら、子供の成長から独立、そして夫婦のセカンドライフまで考えられるでしょう。

ライフプランと各ステージでかかる大まかな費用を考えてみてください。

数十年も先のライフプランを考える必要がある理由は、マイホーム購入はゴールではないからです。

マイホーム購入後も、とても長い人生は続きます。

住宅ローン返済や子どもの教育資金積み立て、老後費用などに備えなければいけません。

ライフプランを考えずに、ローン借入額を決めてしまうと、毎月の返済負担が大きくなってしまいます。

そうなると、家族旅行や趣味にこだわることができなければ、最悪の場合家計が破綻することだってあるのです。

せっかくのマイホームを作っても、楽しい思い出が作れないのは残念ですよね。

マイホームは、ゴールではなくスタートです。

楽しい思い出をたくさん作るためにも、ライフプランを念頭に置いた予算決めをしてください。

2.こだわる部分と削る部分を見極める

注文住宅は、お金をかけようと思えば際限なくかけられます。

誰もがこだわりをすべて叶えた家を建てたいと願うはずですが、それだと予算を大幅に超えてしまうでしょう。

だからこそ、注文住宅を建てるうえでは、メリハリをつけることが大切。

家族全員の家作りの希望を集めたら、希望の優先順位をつけていきます。

絶対に叶えたいこだわり、削ってもいいこだわりの2つに分けることで、予算調整が上手くいくでしょう。

具体的な削り箇所は後ほど解説するので、そちらを参考にしてください。

注意点としては、家の性能や安全に関する部分は妥協しないこと。

性能などを削ってしまうと、快適な暮らしが長く続かなくなります。

何より、災害リスクが高まっている昨今、安全性を削ると大変危険です。

また、予算を削ろうとするあまり、こだわりを諦めるのもNG。

せっかく注文住宅を作るなら、ずっと思い描いていたこだわりは、必ず実現するようにしましょう。

こだわりも諦めてしまうと、後から後悔することになりますよ。

3.頭金はしっかりと用意しよう

予算準備で一番大切なのは頭金です。

現在、頭金ゼロでも借りられる住宅ローンはいくつかありますよね。

しかし、頭金ゼロで借りるのは大変危険です。

少なくとも、物件価格の2~3割の頭金を用意するのが理想。

3,000万円の注文住宅なら、600~900万円は用意しておきたいところ。

まとまった頭金を用意することで、たくさんのメリットを得られます。

まずローン借入額が少なくなるので、審査に通りやすくなり、総返済額も少なくなるのです。

一番大きなメリットは、ローン返済負担が軽くなることでしょう。

頭金は物件価格の2~3割と言いましたが、多ければ多いほど良いです。

極端なことを言えば、ローンを借りずに注文住宅を建てるのが理想。

ただ、多くの方は一括購入できないので、ローンを借りることになります。

それでも頭金を増やして、総返済額を減らすのが賢明です。

すぐに準備するのが難しいという方は、両親からの援助を受けるのもおすすめ。

4.ローンは返せる額だけ借りる

住宅ローンの決め方については、次の項で解説するとして、ここでは心構えを紹介します。

住宅ローンは借りられる額だけ借りようとする人が多いです。

しかし、それは予算計画失敗の原因となります。

住宅ローンは、借りられる額ではなく、返せる額だけ借りるのが鉄則です。

ローン返済が家計を圧迫するのを防ぐためにも、余裕を持って返済できる額を借りましょう。

余裕を持って返済できるローン金額の計算方法は次の通り。

【1.住居費に支払える年間金額を考える】

基本的には現在の家賃に加えて、毎月の貯蓄から返済に回せる額を足します。

住宅ローンの支払いは数十年に及ぶので、ライフプランもちゃんと考慮しましょう。

例えば、今お子様が小さいとそれほどお金はかかりませんが、大きくなると毎月の支出が増えます。

そのため、家賃分のみローン返済に充てるのもおすすめです。

【2.マイホームの維持費を考える】

長い間、快適なマイホームにするためにも、しっかりとしたメンテナンスを行わなければいけません。

固定資産税と合わせると、まとまった金額になります。

そのため、あらかじめ維持費も考える必要があるのです。

一戸建ての場合、年間15~20万円はかかるでしょう。

そこで先ほど算出した、住居費に支払える年間金額から維持費を差し引きます。

例えば、現在の家賃が15万円とすると、15万円×12-維持費20万円の160万円となります。

【3.返済期間と金利をチェック】

住宅ローンの返済期間ですが、余裕を持って老後を迎えられるよう、遅くとも定年までには完済するようにしましょう。

定年の予定年齢から返済開始年齢を差し引くと、返済期間が分かりますよね。

その返戻期間に合った借入可能額をチェックします。

【4.安心して返済できる借入額を出す】

判明した借入可能額と住居費に充てられる金額をかけると、ローン借入額が判明します。

 

スポンサードリンク

 

 

注文住宅予算決めに欠かせない住宅ローンについての知識と選び方

大多数の方が住宅ローンを組んで、注文住宅を購入することでしょう。

大きな借入額となるからこそ、しっかりと予算計画に組みこんでおくことが大切。

住宅ローンは選び方次第で、数百万円も差が出るのです。

賢く住宅ローンを選ぶためにも、住宅ローンの基礎知識と選び方を解説します。

1.住宅ローンの種類は3つあります

住宅ローンと一口に言っても、主に3つの種類があります。

1つ目が公的ローン。

一昔前は人気がありましたが、現在は公的ローンを利用する人は、かなり少ないです。

そのため、特に気にする必要はないでしょう。

2つ目のローンが、現在の主流となっている民間ローンです。

その名の通り、銀行や信用金庫などの民間金融機関が取り扱っています。

商品ラインナップも豊富で、低金利で借りられるものが、いくつもあります。

一定の審査こそありますが、良い住宅ローンが見つかるでしょう。

そして、最後3つ目がフラット35。

フラット35は住宅金融支援機構が扱うものながら、銀行などの金融機関で加入できます。

最長35年まで借りられるのが大きな特徴。

金利は35年間固定型、もしくは11年目から金利が上がるタイプがあります。

返済計画が立てやすく、保証料も無料ということあり、最近大人気となっています。

ただ、物件審査が厳しめなので、フラット35を借りたい方は、そのことを建築家に伝えましょう。

2.住宅ローン金利の種類

住宅ローンを組む時、必ず金利を選ばなければいけません。

金利タイプは主に、固定金利型・変動金利型・固定金利選択型の3種類があるのです。

ここからは、各金利タイプの特徴を解説するので、あなたに合ったものを選ぶようにしましょう。

・固定金利型

その名の通り、ローン契約時の金利が最後まで変わらない金利タイプです。

金利の上がり下がりに影響されないため、返済計画が立てやすいメリットがあります。

現在は、史上最低とも言われるほど低金利なので、多くの方が固定金利型を選択しています。

・変動金利型

所定の期間ごとに、金利の見直しが行われます。

一般的には、半年に1回の頻度で金利の見直しが行われますが、返済額は5年ごとに再計算されるのが一般的。

変動金利型は固定金利型よりも利率が低いです。

しかし、金利の変動に大きく影響されるため、返済計画も変わりやすくなってしまいます。

また、これから金利が上昇すると、結果的には固定金利型よりも返済総額は多くなってしまうでしょう。

当然その逆も考えられ、金利が下がると総返済額もぐっと少なくなります。

ある意味で、ハイリスクハイリターンの商品です。

・固定金利選択型

契約時に選択した期間の金利を固定する返済方法です。

例えば、10年を選択したのなら、契約から10年間は金利が固定されます。

そして10年後、固定もしくは変動金利のどちらかを選べるのです。

おすすめはどの金利タイプ?

どの金利タイプを選択するのかで迷うと思いますが、住宅ローン金利が過去最低の今なら、固定金利型がおすすめ。

すでに金利は底をついた感じなので、今後は上昇する可能性の方が高いでしょう。

今のうちに、長期固定金利を選んでおけば、お得に返済できれば、返済計画も立てやすくなります。

マイナス金利の状況もあり、フラット35の35年固定金利型に加入する人が多いのです。

金利を選んだら、0.1%でも低いローンを選ぶだけ

金利タイプを選んだら、同じ金利タイプの住宅ローン商品を比較するだけです。

住宅ローンを選ぶうえで、心がけるべきことは、0.1%でも金利が低い商品を選ぶこと。

というのも、住宅ローンは借入額が数千万円と大きくなりがちです。

借入額が大きいぶん、金利が0.1%違うだけでも、総返済額が数百万円も変わってしまいます。

そのため、必ず同じ金利タイプの商品で、金利比較をしてください。

普段使っている金融機関だけではなく、他の金融機関、そしてネット系住宅ローンも狙い目です。

こうすることで、予算を抑えつつ住宅ローンを借りられるようになるでしょう。

SUUMOのカタログ集めはこちら【工務店中心】⇒

家づくりのとびらカタログ集めはこちら【ハウスメーカー中心】⇒

予算別に建てられる注文住宅の特徴!

予算別に建てられる注文住宅の特徴はある程度決まっています。

基本的に、デザインがシンプルなほど、必要予算は安くなるのです。

ここからは、予算別に建てられる注文住宅の特徴を解説します。

予算1,000万円台の注文住宅

驚く方も多いでしょうが、1,000万円台で建てられる注文住宅があります。

ローコスト住宅メーカーは、中間マージンカットや部材大量購入などで、可能な限りコストカットできるよう努めているのです。

そのため、住宅の安全性や性能で問題はないどころか、費用の部分で安全性などの違いは生まれません。

では、どこで費用の差が生じるのでしょうか。

それデザインや部材などです。

ローコスト住宅メーカーが提供するのは、多くの方がイメージする三角屋根の一軒家。

シンプルなデザインの家にすることで、工事面積を減らして、価格を抑えているのです。

また、1,000万円台の家は予め用意された選択肢から、あなたの好きなパーツを選んでいく規格型がほとんど。

規格型だと、設計期間も工事期間も短いため、人件費などを大幅にカットできるのです。

1,000万円台の注文住宅は、外観も内装もシンプルなデザインの家となります。

こだわりを出したい方にはおすすめできませんが、シンプルな家で十分という方にはおすすめです。

実際に1,000万円台の住宅で予算を抑えて、家具などにお金をかける方もいますよ。

予算2,000万円台の注文住宅

2,000万円の注文住宅も、まだまだ低価格帯です。

ただ、1,000万円台よりもこだわりを持てるのも事実。

例えば、外観は三角屋根のシンプルなデザインながらも、ヒノキを使ったり、こだわりの設備を導入したりなど。

逆に外観にこだわりを持たせることも可能です。

正直なところ、多くの要望を叶えることは難しいでしょう。

しかし、こだわりがある方でも、メリハリをつけることで、満足いく家を建てられるはずです。

予算3,000万円台の注文住宅

注文住宅の全国平均予算は3,000万円台でしたね。

3,000万円台もあれば、こだわりをしっかりと出せた家作りを行えるでしょう。

外観から内装、そして設備まで希望通りの家を建てられるかもしれません。

しかし、この予算帯の方は一番予算オーバーしやすい傾向にあります。

そのため、最もメリハリをつけることを意識すべきグループです。

あれもこれもと叶えようとすると、あっという間に予算オーバーしてしまいます。

ただ、希望通りの家を設計できることは間違いないので、楽しんで家作りをしてください。

予算4,000万円以上の注文住宅

4,000万円台は全国平均予算よりも大きい予算帯ですね。

どこに家を建てるかにもよりますが、こだわり満載の住宅作りを行える可能性は高くあります。

中庭のあるコの字型の家や高級感ある素材を使った家、さらにはウッドデッキなどを取り入れることもできるのです。

4,000万円以上もあれば、よほどのことがない限り予算越えはしないでしょう。

そのため、まずは予算を気にせず理想の住宅像を作り、建築家と話し合ってみてください。

予算越えをするようなら、優先度の低い部分をカットするといいですね。

家の希望から予算目安を立てるのもアリ!

見てきたように、予算によって建てられる家の特徴は大きく変わります。

何も予算すべてを、注文住宅の建設費にかける必要はありません。

3,000万円以上予算があるものの、シンプルな家を建てたいという方は、1,000万円~2,000万円の家を建てるといいでしょう。

そして余った予算は、これからかかる教育費や老後資金に活用するのです。

希望通りの家を作れるのなら、予算は抑える方向でいきましょう。

 

SUUMOのカタログ集めはこちら【工務店中心】⇒

家づくりのとびらカタログ集めはこちら【ハウスメーカー中心】⇒

 

 

金額を削減して予算オーバーにならずに注文住宅を建てる5つの方法

予算の大小に関わらず、誰もが予算を抑えた家作りを願うはずです。

その後もライフイベントが続くことを考えると、予算を抑えながら、満足度の高い注文住宅を作るのが理想。

そこでここからは、注文住宅の予算を抑える5つの方法を解説します。

ぜひ参考にして、お得に注文住宅を建てられるようになりましょう。

1.シンプルな家を作る

注文住宅の費用は、施工面積を減らせば安く収まります。

施工面積を減らす主な方法は2つ。

1つ目は単純に家を小さくすることです。

コンパクトな家でも、工夫次第で広々とした空間演出が行えます。

2つ目が家の形をシンプルにすること。

シンプルな正方形の家にすれば、施工面積が減るだけではなく、部材や工事の手間も削減できるのです。

また、シンプルな家は構造的にもしっかりと安定するため、家の安全性が高まるメリットもあります。

屋根の形もコストに大きな影響を与えると覚えておきましょう。

勾配が急な屋根は、設置に時間がかかり、工事面積と期限も増えるため、高額費用になりがち。

特にこだわりがなければ、勾配の緩やかな片流れ屋根などがおすすめです。

シンプルな外観デザインはすっきりとしていて、周辺環境にもよくなじみますよ。

2.設備機器選びは重要なポイント

キッチンやバスなどの設備機器は、最新のものほど良いと考えられがちです。

確かに最新設備は便利ですが、そのぶん価格が高くなるのがネック。

そこで設備機器を選ぶ際は、本当にその機能が必要かどうかじっくり検討しましょう。

例えばですが、長い時間お風呂につからなければ、テレビ付きバスは必要ないですよね。

何もかも最新のものにするのではなく、必要機能を見極めることで、予算に余裕が生まれます。

また、設備機器を選ぶ際は、いつか壊れるものと思っておきましょう。

どんなに最新設備でも、毎日使えば遅かれ早かれ故障します。

そのため、設備のメンテナンス性も要チェック。

基本的には標準仕様の設備がおすすめです。

標準仕様の設備は人気が高く、汎用性もあります。

マイナーメーカーの設備だと、20年後30年後に廃盤となっていて、修理できないリスクも高いです。

特に設備機器にこだわりがないのなら、メーカーが用意した標準設備を選ぶのがおすすめ。

3.子供部屋は作り込むべきではない

お子様のいる家庭は、ついつい子供部屋を作り込みがちです。

しかし、子供部屋は作り込むべきではありません。

1つ目の理由ですが、子供はいずれ家を離れていきます。

その時に、子供部屋を作り込みすぎていると、他の使い道ができなくなってしまうのです。

2つ目の理由は、作り込んだ子供部屋は柔軟性を失うため。

理想の子供部屋とは、子供の成長に柔軟に対応できるもの。

その柔軟性がなくなると、子供が成長した時、新たに子供が誕生した時にリフォームが必要となってしまいます。

多くの子供はリビングやキッチンで勉強するという調査結果もふまえれば、子供部屋は寝るスペースだけにしてもいいでしょう。

子供部屋を作り込まないことで、結果的に予算にも余裕が生まれます。

4.相場感を身につける

予算に余裕を持たせたいなら、相場観を身につけましょう。

相場はある意味で平均値みたいなもの。

注文住宅を建てる予定の周りにある家々を見回してみてください。

なんとなく平均的な家が分かるのではないでしょうか。

平均的な家を建てるために必要なのが相場価格です。

特に注文住宅は、自由に設計できるという性質があるため、相場以上の価格を支払いがち。

相場観を身に着けることで、建築会社が提示する見積りの良し悪しを見極められるようになります。

5.総見積りを必ず比較する

建築会社を選ぶポイントはいくつかありますが、予算内で注文住宅を建てたいのなら、必ず複数社の総見積りを比較してください。

建築会社によって、プラン内容と見積りは大きく異なります。

最大で数百万円差が出ることも多々あるのです。

そのため、2~3社ほどに候補を絞ったら、必ずプラン設計と見積りの依頼をしてください。

この際の注意点としては、家作りの希望と予算をはっきりと伝えることです。

曖昧な予算を伝えてしまうと、予算オーバーとなる見積りが出されます。

建築会社側としては、予算いっぱい使ってプラン設計をしたいところなのです。

そのため、見積もり段階では本予算より若干少なめに伝えておくといいかもしれません。

また、見積りの比較は必ず総見積りでしましょう。

見積りの出し方も建築会社によって異なり、ある会社は総見積りなのに対し、他の会社は付帯工事費などを記載していないこともあるのです。

必ず詳細な見積りを出してもらってから、比較しましょう。

そうすることで、適切な金額で施工してくれる建築会社を見つけられるようになります。

まとめ

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

注文住宅の予算目安は、年収の5~7倍ほどでしたね。

ただし、予算決めで特に重要なのは次の2点。

  • 余裕を持って返済できる額だけローンを組む
  • コスト配分にメリハリをつける

コスト配分のメリハリは特に意識しましょう。

予算を気にするあまり、妥協ばかりした注文住宅になると、大きく後悔することになります。

今回紹介したテクニックを活用して、予算内で満足いく注文住宅を建ててください!

また、自分にあったハウスメーカーを選ぶためには、「HOME’S」のカタログ一括請求サービスがお勧めです。

ハウスメーカーによって予算は大きく変わってきますから、焦ってハウスメーカーを決めてしまい、一生後悔するようなことの無いようにきをつけてください!

SUUMOのカタログ集めはこちら【工務店中心】⇒

家づくりのとびらカタログ集めはこちら【ハウスメーカー中心】⇒

 

FOLLOW US!

  • twitter
  • facebook
  • b!
  • v
\ ハウスメーカー選びで失敗しないために! /